著作者とは

著作者とは著作者については著作権法第2条第1項第2号において「著作物を創作する者をいう」と規定されております。

ここでいう「者」は、原則的には「自然人」を指しますが、特許法や意匠法と違い、法人著作の場合は法人を含んだ概念となります。

「創作する者」とされているのは、創作行為に実質的に関与している必要があることを意味しており、単なる資金提供者、著作者の指示に従って労働力を提供しただけの者(例:漫画家のアシスタント等)、創作の依頼者は著作者ではありません。

この著作者の認定については、どの程度まで表現に関与している必要があるのかの明確な判断基準というのがない為、判例などでも著作者の認定の見解は分かれており、実際の事件などでは問題となることも多いのです。

ゴーストライター(1)

平成27年1月13日から毎週火曜日午後9時~、フジテレビ系列で中谷美紀さん主演の「ゴーストライター」というドラマが放映中ですが、高視聴率を維持しているようです。モデルは、佐村河内守氏の事件だと思われ、ゴーストライターとして名乗りを挙げた新垣隆氏も、フジテレビのホームページで「ゴーストライター」について語っています。

私も、テレビや週刊誌から佐村河内氏のゴーストライター事件については取材を受け、コメントもしているのですが、著作権法上どのように考えればよいか、難しい問題を含んでいます。対象となる著作物が、音楽、小説、エッセイ、その他どのようなものであったとしても、現実問題としては、「ゴーストライター契約」自体は、世の中で多く行われていることであり、ビジネスの一環として行われている実態があります。

その意味で、フジテレビが制作した「ゴーストライター」は、著作権法上の論点を多く含む興味深い内容だと思います。そこで、著作者にまつわる問題として、「ゴーストライター」について検討していきたいと思います。

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